約 1,990,342 件
https://w.atwiki.jp/tosyoshitsu/pages/102.html
私立レンジャー学園とは? レンジャー連邦会議室チャットのバカ話から生まれた架空の学園です。 レンジャー連邦の国民・猫士・SSに登場するオリジナルキャラクターたちが学園の生徒・教師・保護者になって繰り広げるフィクション極まりない物語。 キャラクター設定 【国民】 教師組:小奴、ミサゴ、楠瀬 三年組:城、ビッテンフェ猫、青海、アスカロン 二年組:蝶子、虹ノ、豊国 一年組:マグノリア、大地、浅葱、双樹 蝶子-風紀委員長&放送部&眼鏡同好会 城&豊国-新聞部 青海-イカ同好会(裏:靴下探求会) アスカロン-剣道部主将 虹ノ-美術部 浅葱-保健委員&ヘタレ同好会 マグノリア-保険委員 大地-放送部 双樹-図書委員 小奴-調理部顧問 ミサゴ-図書委員会顧問 楠瀬-風紀委員会顧問 【猫士】 中等部組:マキアート、ドラン、じにあ(楠瀬の義妹) 初等部組:ハニー、マーブル、愛佳 にゃふにゃふ:養護教諭 【オリジナルキャラクター】 アレン:蝶子の義兄 ※その時のノリで多分次々変わっていきます レンジャー学園関連SS 学園開校に寄せて どたばた会議のその裏で ある朝の風景
https://w.atwiki.jp/stickranger-2/pages/55.html
掲示板の質問をそのまま載せていません Q 最高EXPってどういうことですか? A ボウレンジャーシリーズではそれぞれの敵に推奨Lvが決められていて、推奨Lvと自分のLvが近い程貰えるEXPが増えます。その中で、貰えるEXPが最大、つまり推奨Lvと自分のLvが同じ時に貰えるEXPが最高EXPです。 Q フラッシュ終わったらスマホ版になるんですよね? A フラっしゅゲームではないはず…。 だから心配ナイヨー
https://w.atwiki.jp/ty0k0/pages/147.html
『新しい世界に、会いに行こう』 レンジャー連邦駅(共和国環状線) ステーション、それは人と人との出会いが交わる小世界。 藩国中を巡る幹線道路と、共和国間を貫く環状線とを結びつけるここから、また。 今日もどこかに旅立つ人の、新しい世界が始まっていく。 #新記述 L:駅ビル(レンジャー連邦) = { t:名称 = 駅ビル(レンジャー連邦)(施設) t:要点 = 猫,駅ビル,展望台 t:周辺環境 = 共和国環状線 t:評価 = 住みやすさ0 t:特殊 = { *駅ビル(レンジャー連邦)の施設カテゴリ = ,,,国家施設。 *駅ビル(レンジャー連邦)の位置づけ = ,,,{建築物,輸送施設}。 *駅ビル(レンジャー連邦)の面積 = ,,,500m2。 *駅ビル(レンジャー連邦)の特殊能力1 = ,,,共和国環状線に参加することを示す。 *駅ビル(レンジャー連邦)の特殊能力2 = ,,,デートスポットとして利用された場合、愛情評価が1.2倍あがりやすくなる。 } t:→次のアイドレス = いい眺め?(イベント),絢爛世界からの侵攻(強制イベント) } #旧記述 L:駅ビル(レンジャー連邦) = { t:名称 = 駅ビル(レンジャー連邦)(施設) t:要点 = 猫,駅ビル,展望台 t:周辺環境 = 共和国環状線 t:評価 = なし t:特殊 = { *駅ビルの施設カテゴリ = 国家施設として扱う。 *駅ビルの位置づけ = 輸送施設として扱う。 *駅ビルの特殊 = 共和国環状線に参加することを示す。 *駅ビルの特殊2 = デートスポットとして利用された場合、愛情評価が1.2倍あがりやすくなる。 } t:→次のアイドレス = いい眺め?(イベント),絢爛世界からの侵攻(強制イベント) } オープニングイベントの様子 公共のデータライブラリにアクセスすると、1つの映像データがある。どうやら共和国環状線の開通記念式典を収めたもののようだ。あなたはデータを… 再生する→こちらのリンクをどうぞ 再生しない→続きをどうぞ 各フロア紹介 ○フロアマップ T=タワー部分、E=エレベータ(ホ=ホテル用、駅=駅内、直=直通)、S=エスカレータ(専=専用S) 階数 施設名 E ホ 駅 直 S 専 専 階段 屋上 屋上展望台 ○ - - ○ - - - - T8F ホテル・VIPルーム - ○ - - - - - - T7F ホテル・ラウンジバー&レストラン - ○ - - - - - - T6F イベントホール ○ - - - ↓ - - - T5F イベントホール ○ - - - ↑ - - - 4F ホテル・客室 - ○ - - - - - ↓ 3F ホテル・客室 - ○ - - - - - ↑ 2F 左:ホテル・ロビー、大ホール右:レストラン街その他 ○ ○ - - ↓ - - ↓ 1F 左:特産品バザール右:ショッピングセンター中央:改札口、鉄道警備隊詰め所 ○ - ○ ○ ↑ ↓ ↓ ↑ 専用F 海中展望台 - - - - - ↑ 通過 - B1F 駅ホーム(上り線) - - ○ - - - ↑↓ ↓ B2F 駅ホーム(下り線) - - ○ - - - ↑ ↑ 『見える世界は、何ですか?』 ~駅構内にひっそりと掲げられた文章~ 海と、空と、大地と、道と。 ここからは、私達を生かしてくれるすべてが一望出来ます。 友につらなる未来と、築き上げた現在と、今に続くすべての過去を、 レンジャー連邦は愛の名を持ってこれからも守りぬくことでしょう。 ようこそ、未だ知らない、新しい友達へ。 私達はこの出会いを歓迎します。 海中展望台 屋上展望台 製作Staff 原案:豊国 ミロ イラスト・基本設定:むつき・萩野・ドラケン 構成・総文章:城華一郎
https://w.atwiki.jp/tosyoshitsu/pages/399.html
レンジャー連邦下着事情 文責:豊国 ミロ イラスト:浅葱空,むつき・萩野・ドラケン 原案:豊国 ミロ,浅葱空,むつき・萩野・ドラケン 皆様は「下着はどういったときに着るものですか?」と問われて何とお答えになるだろうか。「いつも身に着けているに決まっている!」と答える方が大半ではないかと思う。しかし驚く無かれ、このレンジャー連邦には、下着という衣類は元々存在しなかった。 気候が温暖なため『防寒』の必要が無いこの国では、下着と衣類の区別が無かった。突き詰めれば布切れ1枚あればなんとかなるような土地だったのだ。 古代四王国時代(当時レンジャー連邦は1つの国ではなく、4つの国が東西南北に存在していた)の人々にとって、衣服は装飾のために存在していた。鮮やかな色彩、手の込んだ刺繍、意匠を凝らした織物(図1)、それらを素肌の上にまとい、己を飾るのが一番の目的だったのだ。肉体美を賛美する風潮があったのも手伝って、その布は多くの場合局部を隠す程度の大きさしか持たず、衣服というよりはアクセサリーの範疇といえるだろう。 図1 レンジャー連邦には美しい布が特産の町村が多く存在する ちなみに、当時の女性は胸部をまったく隠していなかった(図2)どちらかといえばその女性美を誇るのが常識であり、それを見て美しさに感嘆する男性はいても劣情に駆られる男性はいなかった。…いなかったのであるからして、「嗚呼その頃のレンジャー連邦に行ってみたい!」なんて口走った紳士諸君は、行けば確実に変態扱いされてしまう危険性がある。おすすめできない。 さらに蛇足ながら当時のファッション再興は「絶対にしない」と、なぜか胸をかばった蝶子藩王から涙目で声明が出ているので、そちらの期待もあきらめていただきたい。 図2 これは四王国後期のファッション。腰布の長さがだいぶ長くなっている この『身を飾るものが衣服』という考え方は、今なおレンジャー連邦におけるファッションの根本に存在する大原則である。 では、レンジャー連邦に、にゃんにゃん共和国で共通に認識されている“下着”ができたのはいつだろう。それは他国との国交が活発になった頃といえる。 四王国が連邦となった時代には、身に着けていた布の面積は広がっていた――特に女性は胸を布で覆うようになっていた。これには動くときに邪魔にならないよう固定するという目的があった。一方男性は上半身には何もつけていなかったが、日焼けさえ気にしなければ特に問題は無かった。下半身には男女ともにロイン・クロスという腰布を巻き、動きやすさを重視するときはすそを結んでパンツスタイルにしていた(図3)しかし相変わらず衣類と下着の区別は存在していなかった。 図3 今でも、衣服としてこのような着こなしをする地方もある 他国との交易が盛んになるにつれて、今までレンジャー連邦には存在しなかったデザインの衣類もいろいろと連邦内にもたらされた。見たことの無い衣類はちょっとしたブームを起こしたが、ここで大きな問題が発生した。 他国、特に北国からもたらされた衣類は防寒を目的に作られたものである。そのため体に密着するよう縫製するものがほとんどでである。しかし下着無しでズボンを履くことと考えてみていただきたい。これはもう、大変ごわごわした履き心地となってしまうだろう。 ここで初めてレンジャー連邦に『衣類の下に着用する衣類』の発想が生まれた。 最初に下着を作ったのは東都の仕立て屋だったと言われている。東都は軍関連施設が多い関係で軍人が多く在住している。外国の長ズボンの動きやすさにいち早く目をつけたのは彼らだったが、同時に肌の上に直接身に着ける不便さを強く訴えたのも彼らだった。 東都の仕立て屋は何か手ごろなものがないかと考え、そうしてある衣類に思い当たった。 おむつである。 四王国時代のその前から、赤ん坊の衣類はおむつと決まっていた(図4)無事に育つことを願った両親が魔よけの刺繍をするというのも、衣類=アクセサリーという考え方からいえば当然の流れとして発祥した風習だった。 図4 一番人気の刺繍は蝶子藩王個人の紋章であるオレンジ。 レンジャー連邦ではオレンジは心と体を守る健康のお守りだ このときまでおむつは下着ではなかった。だが、「比較的身体のラインに沿い、しかし締め付けることは無く、誰でも簡単に着用できる」という条件に当てはまった瞬間、おむつは下着としての一歩を踏み出したのである。 現在のレンジャー連邦では、衣類の下に下着を着用することが当たり前になった。おむつから出発した下着たちは、今ではもっと布の幅が狭くなり、もたつくようなことがないよう改良された(東国には似たような『褌』という下着があるという) 上半身に関しては『独身者はへそを出す』という習慣があるため、かえって邪魔になるとあまり下着は着用しないようだ。ただし女性の場合は薄い布地の下着で胸部を覆うことで、衣類に適さない素材も上に身につけられると好んで着用する場合も多い。下着そのものを楽しむような風潮も若い女性の間では定着しているようで、こと女性がファッションを好む限り、女性用下着に関してはますます発展していくだろう(図5) 図5 女性用下着にはいろいろなデザインがある はみ出しコラム ~子供の下着について~ レンジャー連邦で主流のおむつは現在でも布製である。しかし、最近は便利で使いやすい紙おむつが輸入され、広く使用されるようになった。共働き家庭の多いレンジャー連邦女性にとっては嬉しい一品だった様子。 それでもなお、生まれてはじめてのファーストおむつは両親の刺繍が施された布おむつである風習に変わりはない。 レンジャー連邦で一番人気の紙おむつ『にゃんぱーす』 ~軍関係者の下着~ レンジャー連邦に下着をもたらすきっかけとなった軍人だが、現在彼らは下着としてオムツを身に着けてはいない。日常的に激しい運動が多く、よりフィットする下着の方が適していたためである。 現在では海外のデザインを取り入れた専用の下着が開発されており、デザインは男女共通で上はタンクトップかTシャツ(女性のみ内側に胸用パット入り)、下はスパッツかボクサーショーツが選択できるようになっている。素材は強度が高く伸縮性に飛んだ合成繊維と吸水性のある綿の混合で、上下共に下着のサイドはメッシュ地となっていて通気性の向上を図っているとのこと。 「こちらの方が動きやすい」と民間人で着用する者もいるが、軍関係者以外には割引が適用されないためやや高価な下着であるといえよう。 光の加減で表面に見える模様は、連邦のイグニシア入りのハートと ノーマルなハートが並んだもの。愛を奉じた国ならではの独特の模様である
https://w.atwiki.jp/kanagawaken/pages/35.html
県子レンジャー関連 県子連SLCスタッフ募集案内(案) 県子レンジャー隊員募集(案) 県子レンジャー名称について 事業部編成について 会議長:◎ 幹事:○ ※書記は初回事業部別会議にて決めてください。 <県JL大会担当> ◎辻、○渡辺、岩倉、道合、猪瀬、西巻、新井、 砂川、光栄、溝呂木、岩田 <県子連事業担当> ◎関口、○井上、根本、佐藤、池西、小池、松森 <自主研修担当> ◎笠倉、○柳下、神名部、矢作、川井、飯田
https://w.atwiki.jp/tosyoshitsu/pages/33.html
レンジャー連邦日誌:食糧増産作戦 レンジャー連邦日誌『食糧増産作戦』 /*/ 「今度は食糧増産ですって?なんでよ!?」 ここは藩王執務室。 戦時供出金のやりくりに何とか成功し、一息つきかけたレンジャー連邦藩王蝶子は、摂政である砂浜ミサゴの言葉に反駁した。 「いえ、ですから。先ほども申し上げましたように、今回の出兵につき、食料の充実が不可欠です、と。それで、概算で見積もった結果15万tは増産しないとならない計算になります。これは、共和国からの通達とも一致します」 「う、うん。分かった…けど、どうするの? ウチとこは砂漠だよ?これ以上の増産と言ってもー。一日で砂漠は緑化しないんだよ?」 まるで拗ねる子供のように、だがその思いは、真に国民をこそ心配してのものだった。 これまでの動員でも、既に国民に負担を強いているのだ。これ以上の負担を、かけたくない。だが。 「ですが、できないからといって国がお取り潰しになるのもまた、国民に負担をかけることになります。これまで藩国を守り立ててくれた国民が、それで納得してくれますでしょうか?」 「あう…」 痛いところをミサゴに突かれ、口篭もる蝶子。 そこへ。 「藩王様、お茶にしましょう?小奴ちゃんが天領からお土産もって来てくれたのー」 藩王ラブなのんびり屋、浅葱空が執務室の扉を勢いよく開けて入ってきた。 「ミサゴさんも、一息つきませんか?あまり根を詰めても仕方ないですよ」 後ろから、マグノリアもお茶の支度をして入ってきた。 「どうですか、状況は?また、共和国からいろいろ通達があったみたいですが」 出仕を終えたばかりの小奴もやってきた。 「うーん…」 「そうですね。せっかくですから、休憩を入れましょう」 渋る蝶子だったが、珍しく今回はミサゴが休憩を勧めてきた。 「ミサゴちゃん…?」 「今は、みんなでお茶しながら相談しましょ。きっと、いいアイディアが出てきますよ、蝶子ちゃん」 「そうだよ!苦しいときは分け合わないとだよ!」 浅葱が相槌を打つ。 「小奴さん、お砂糖は?」 「マグさんありがとう。うー、今日は疲れてるからひとつちょうだい」 これはマグノリアと小奴。 既にお茶の準備は整っている。 「…よし。じゃ、休憩!ここで作戦考えて、そのあとでみんなに連絡しよう!」 こうして、レンジャー連邦食糧増産計画は開始した。 /*/ 「こんにちは!藩王、食糧増産の件ですが。この私のアイディアを生かすチャンスだと思いまして参上仕った次第!」 どさり、と藩王の机上に山のようなレポートが置かれる。 「こ…これは?」 目を丸くする蝶子。 ミサゴも、少なからず驚いているようだ。 「これは、私がこの国を調査して計画していた食糧増産計画です。いやぁ、学生時代からなんとかして農地拡大を図れないかと考えていたものですから」 「へえー、すごいね!アスカロン!」 感動する蝶子。 その脇で、レポートにざっと目を通したミサゴが驚きの声をあげた。 「こ、これは…!アスカロンさん、確かにこの計画はすごいと思います。ですが農家の賛同が得られるかどうか…」 「ああ、大丈夫ですよ摂政殿。その点については抜かりなし!」 と、そこに青海正輝が入ってきた。 「青海さん、それは一体どういうことですか?」 「それはだね…」 ミサゴの問いに、青海が答える。 それによると、どうもアスカロンが学生の時分に、西の都で実験的に実地の研究を進めていたらしい。 もともと農業に対して思い入れの強い西の都 の民たちは、アスカロンの話を積極的に聞いてくれたのだ。 /*/ 話はアスカロンの学生時代に戻る。 アスカロンは、大学に協力してくれている農家の方数人を集め、自らの研究を実証すべく協力をしてもらう為の説明会を、村の集会所で開いていた。 「…と言うわけで、この方法が成功した場合、今までの1.5倍…いやむしろ倍の増収が見込めるようになるはずです。もちろん、先にあげたようなリスクはあります」 しん、と静まり返る集会所。 『…私は、本職の農家の方々に対し、えらそうなことを言ってしまったのかもしれない』 プレッシャーに潰されそうなアスカロンだったが、意を決して言葉を続けた。 「それで、いかがでしょう?協力してはいただけないでしょうか…」 「よし、じゃあやるか!」 「うん、やろう!」 弱腰なアスカロンに対して、農家の人たちはあっさりと快諾した。 「いやあ、学生さんが国の為になる話を持ってくるなんてな!将来有望だよアンタ」 「うまくいけば俺達の収入も増えて、国も潤うんだろ?言うこと無しじゃねぇか!」 この調子である。 「え、でも、失敗するリスクもありますし。骨折り損のくたびれもうけって事にもなりかねないと、先ほども説明を…!」 「兄ちゃん、この都のモンはな、こと畑仕事に関しちゃあ失敗は恐れないのさ。伝説の、あの二人の名に恥じないようにな」 それは、西の都郊外の農地に立つ像のモデル、マットとフライのことである。 「あの人たちががんばってきてくれたおかげで、いまの俺達がある。その俺達が、失敗を怖がって農地拡大に手を出さないなんてことはありえないのさ」 ニッカリ笑って、誇らしげに地元の先人の話をする農夫。 「あ、ありがとうございます!」 アスカロンは心から、農家の方々に感謝の言葉を述べた。 /*/ 「…というやり取りが昔あったらしくてな。向こうで増産はさほど問題じゃない。問題は…」 「問題は、その統率力です」 青海の言葉をついで、アスカロンが言う。 「実は、彼らの意欲が高いのはいいのですが、各自のやり方、取り組み方に差は大きく、安定した生産状態にもっていけるかどうかが不安材料なのです」 唯一の不安材料を、アスカロンが沈痛な面持ちで伝える。 「じゃあ、あたし言ってお願いしてくる!」 あっさりと、蝶子は言った。 「…なるほど、藩王直々のお願いとあれば、国民への理解も早まるでしょう。分かりました。では、手配します」 ミサゴは何事か通信し、手配をはじめた。 「ああそれと青海さん。西の都の状況を、まとめてレポートしてください」 「おう、まかせな。今、北の港での話もまとめてるんで、そのあとでよければな」 青海の返事は横柄だが、彼はいつも仕事をきっちり仕上げる男なので、その点は問題にされていない。 「…よし、手配完了。藩王、お支度を。早速説明に向かいましょう」 「「「は、はやっ!?」」」 その手際の良さに、ミサゴ以外の全員が驚いた。 砂浜ミサゴ、伊達に摂政はやっていない。 /*/ 「藩王、藩王!食糧増産活動のレポート、まとめて見ましたので確認お願いします!」 そう言って執務室の扉を叩くのは、最近政庁に出仕するようになった双葉真である。 「はい、しんさん。分かりました…なるほど。よくできていますね。これからもこの調子で頼みますよ」 ミサゴが不在の為、藩王自らレポートをチェックし、その内容に満足する蝶子。 「あ、ありがとうございます!これからもがんばりますから!」 そういうと慌てて執務室を後にする双葉。 褒められて嬉しかったのか、目じりには涙が浮かんでいた。 感激屋の双葉は涙腺が緩く、ちょっとしたことでうるうる来てしまうのだった。 「あ!…行っちゃった。もっとゆっくりしてってくれてもいいのに。うー、藩王の仕事一人じゃさみしいよぅー!」 …我慢である。 /*/ 「…ねえ、僕たちこんなことでいいのかな?」 いままで延々と走らせていた筆を止め、山下大地が誰に言うでもなく言った。 「終わるまでさ。全てが、ね」 虹ノ七色は、嬉々として筆を走らせている。 時間が経てば経つほど調子が上がってくるタイプなので、もはや絶好調である。 「…まあ、それにしても一旦休まないと。編纂するだけでも一苦労なんだからなぁ」 ため息混じりの楠瀬藍の一言で、休憩となった。 「しかし、今更過去の資料を編纂しろだなんて、青海さんは何を考えているやら」 お茶をすすりながら、山下がぼやく。 「うーんと、何でもこの国の始まりからの農産物や農法を記したものを探し出して、それを現代に転用、適応させるって言ってたっけ」 練り菓子を切るのに苦戦しつつ、楠瀬が応える。 「温故知新、てえやつだな。あいつ、ああ見えて意外と基本に忠実だし」 これは別の作業をしながら七色。意外と器用な男だ。 「でも、果樹園の整備でメインは動いてるんだよね?だったらこれは必要ないんじゃない?」 いかにも不思議そうに山下が問い掛ける。 「大地さん、そうじゃないんだ。研究が進んでいて手っ取り早くはじめられるから、果樹園が先にスタートしたんだ」 楠瀬が答える。 「それに」 七色が後をついでこう言った。 「本格的な食糧増産は、藩王も懸念されているだろう。それを見越して、先人達の情報集めをしちゃおう、というのが今回の俺たちの仕事なんだよ」 「「なるほど」」 「いや、お前ら理解してから仕事しようぜ」 …ごもっとも。 /*/ 同日夜。 レンジャー連邦全土に、藩王蝶子からのメッセージが流れる。 「…というわけで、引き続き国民の皆様には負担をかけてしまい申しわけありませんが、なにとぞご協力をお願いするものであります」 燃え上がる国民。 みんな藩王のことが好きである。 /*/ 同日深夜。 「藍ちゃん、居るー?」 「ああああ、藍ちゃんはやめてくださいっていつも言ってるでしょう浅葱さん!」 仮眠室で寝ようとしていた楠瀬を、浅葱が訪ねてきた。 「で、なんです?私はこれから少し休もうと…」 「えっとね。じゃーん」 浅葱が取り出したのはテープレコーダー。 「これにね、執務室での出来事とか全部入ってるから、文字に起こして?」 「…はい?いまからですか?」 「うんそう。ダッシュで」 「…おれ、脳味噌うにになりそうなんだけど」 楠瀬の言葉遣いが素に戻る。 それを見逃さず、浅葱が畳み掛ける。 「もっとゆっくりでもいいけど、その場合はある事実がみんなに公表されちゃうんだけどなー」 懐から別のテープを出す浅葱。 「またまた。今度は騙されませんよ?」 「…ヒスイのブレスレット」 「え?」 硬直する楠瀬。 「じにあにヒスイのブレスレット、あげたでしょ?私見たんだー」 じにあはレンジャー連邦の猫士である。 「な、何の事やらさっぱり分かりませんな」 そっぽを向いて白々しく答える楠瀬。 口笛吹こうとして失敗しているあたりがまだまだである。 そうしている間にテープが入れ替えられ、再生される。 『あの、これ…この間のお詫び。お前に似合うと思って…』 『あ、あらそう…別にブレスレットなんか要らにゃいけど、お詫びって言うんだったら貰ってあげなくもないにゃ』 「わーわー!!やーめーてー」 わめいて音声をかき消す楠瀬。 「んふふ。じゃ、よろしくね?」 妖しく笑う浅葱。楽しそうだ。 「…はい」 そして、楠瀬の作業は翌朝まで及んだ。 /*/ (約3020文字 文章:楠瀬藍)
https://w.atwiki.jp/ty0k0/pages/181.html
「レンジャーって?」 「えぇ?知らないの?」 /*/ 小さい頃。俺は砂場で遊んでたんだ。そしたら上級生が来て「どけっ」て。俺、なんか知らないけど反抗しちゃったんだ。それが不味かったのか寄ってたかってイヂメられたんだ。蹴られるし、砂かけられるし、唾かけられるし、最悪だった。大泣きもした。 助けて、誰か助けて。 泣きながらそう思ってた。でも周りの皆は見てるだけだった。 助けて、誰か助けて。 すると、何かが駆けてくるのが見えたんだ。 同級生だった。5人で一塊になって上級生の群れに突っ込んで来てくれた。 っても、まぁみんなで仲良くボコボコにされちゃったんだけど。あの時の5人、かっこよかったな。間違いなく俺の目にはヒーローに見えてたよ。 そんな事があったからヒーローって憧れる。特に戦隊モノ。 ~~レンジャー創設者 /*/ 彼らは助けを求める人の所には必ずやって来る。彼らは顔も知らない人の為に命を張る。彼らは笑顔を守る為、愛を守る為に悪と戦う。レンジャー連邦のレンジャーとはそういう組織なのだ。 (文責:空馬) ・・・:☆:・・・:☆:・・・:☆:・・・ 愛の民+猫妖精+スターファイター+レンジャー 愛の民+猫妖精+スターファイター+レンジャーデータ レンレンジャーとは防衛戦隊レンレンジャー(初代) 無限爆愛レンレンジャー 防衛戦隊レンレンジャー(新生) レンレンジャー基本性能 レンレンジャー誕生の裏で~あるスターファイターの話 データ #新記述 L:愛の民+猫妖精+スターファイター+レンジャー ={ t:要点 = ハート,ピンク,へそだしルック(愛の民継承可能部分),猫耳,尻尾,宇宙戦の3D画面,ギーク,5色,爆発,決めポーズ t:周辺環境 = 島(愛の民継承可能部分),ゲーム筐体,採掘場 t:評価 = 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 愛の民 1 1 1 3 1 3 3 0 0 猫妖精 -1 0 0 1 1 -1 1 -1 0 スターファイター 0 0 0 0 0 0 6 1 6 レンジャー 0 0 0 0 2 0 0 0 0 合計 0 1 1 4 4 2 10 0 6 t:特殊 = { *愛の民の人カテゴリ = ,,,特別人アイドレス。 *愛の民の特殊補正 = ,歩兵,,{外見,感覚}、評価+2。 *愛の民のイベント時食料消費 = ,,,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-2万t。 *猫妖精の職業カテゴリ = ,,,基本職業アイドレス。 *猫妖精の位置づけ = ,,,猫系。 *猫妖精のコパイロット資格 = ,,,搭乗可能(すべて)。 *猫妖精のオペレート行為 = オペレート行為,歩兵,条件発動,なし。 *猫妖精の白兵距離戦闘行為補正 = 白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での){攻撃,防御,移動}、評価+1、燃料-1万t。 *猫妖精の夜間戦闘行為補正 = 夜間戦闘行為,,条件発動,(夜間戦闘での)全判定、評価+1、燃料-1万t。 *スターファイターの職業カテゴリ = ,,,派生職業アイドレス。 *スターファイターの位置づけ = ,,,パイロット系。 *スターファイターのパイロット資格 = ,,,搭乗可能({航空機,宇宙艦船})。 *スターファイターのコパイロット資格 = ,,,搭乗可能({航空機,宇宙艦船})。 *スターファイターの搭乗戦闘補正 = ,搭乗,条件発動,(航空機に搭乗して戦闘する場合での)全判定、評価+3、燃料-1万t。 *レンジャーの職業カテゴリ = ,,,派生職業アイドレス。 *レンジャーの着用制限 = ,,,着用制限(根源力:250000以上)。 *レンジャーの特殊能力 = ,,,正義心を持つ。 *レンジャーの変身能力補正 = ,,条件発動,(変身することで)全能力、評価+5。AR-3。 *レンジャーの白兵距離戦闘行為 = 白兵距離戦闘行為,,条件発動,なし。 *レンジャーの近距離戦闘行為 = 近距離戦闘行為,,条件発動,なし。 *レンジャーの特殊同調補正 = ,,条件発動,(色違い5人揃うことで)同調、自動成功。 *レンジャーの必殺中距離戦行為補正 = 必殺中距離戦行為,,条件発動,(色違い5人揃うことで中距離での)攻撃、評価+6。ただし、この行為はAR5以下でしか行うことは出来ない。 } t:→次のアイドレス = 愛の娘(職業),麻雀鬼(職業),ラブホテル(施設),素敵な結婚衣装(アイテム),共和国大統領選挙(イベント),猫(職業),猫先生(職業),泥棒猫(職業),スターリフター(職業),スターライナー(職業),スターヒーロー(職業),オタポン(ACE),専用車(アイテム),それぞれの武器(アイテム),巨大ロボット(アイテム),秘密基地(施設) } #旧記述 L:愛の民+猫妖精+スターファイター+レンジャー ={ t:要点 = ハート,ピンク,へそだしルック(愛の民継承可能部分),猫耳,尻尾,宇宙戦の3D画面,ギーク,5色,爆発,決めポーズ t:周辺環境 = 島(愛の民継承可能部分),ゲーム筐体,採掘場 t:評価 = t:特殊 = { *愛の民の人カテゴリ = 特別人アイドレスとして扱う。 *愛の民は、外見と感覚に+2修正を得る。 *愛の民は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料2万tを消費する。 *猫妖精の職業カテゴリ = 基本職業アイドレスとして扱う。 *猫妖精はコパイロット行為ができる。 *猫妖精はオペレーター行為ができる。 *猫妖精は夜間戦闘行為ができ、この時、攻撃、防御、移動判定は評価+1され、燃料は必ず-1万tされる。 *猫妖精は白兵戦行為ができ、この時、攻撃、防御、移動判定は評価+1され、燃料は必ず-1万tされる。 *スターファイターの職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。 *スターファイターは航空機、宇宙艦船を操縦でき、またこのコパイロットになれる *航空機での戦闘時、あらゆる判定は評価+3される。この時燃料1万tを必ず消費する。 *レンジャーの職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。 *レンジャーの着用制限 =このアイドレスを着用するには根源力が25万以上必要である。 *レンジャーは正義心を持つ。 *レンジャーは変身することで全能力に+5の修正を得る。変身のためにAR3を必要とする。 *レンジャーは白兵戦、近距離戦行為を行うことが出来る。 *レンジャーは色違い5人揃うことで同調判定に必ず成功する。 *レンジャーは色違い5人揃うことで必殺中距離戦行為を行うことが出来、このとき+6の修正を得る。ただし、この行為はAR5以下でしか行うことは出来ない。 } t:→次のアイドレス = 愛の娘(職業)、麻雀鬼(職業)、ラブホテル(施設)、素敵な結婚衣装(アイテム)、共和国大統領選挙(イベント),猫(職業),猫先生(職業),泥棒猫(職業),スターリフター(職業),スターライナー(職業),スターヒーロー(職業),オタポン(ACE),専用車(アイテム),それぞれの武器(アイテム),巨大ロボット(アイテム),秘密基地(施設) } 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 愛の民 1 1 1 3 1 3 3 0 0 猫妖精 -1 0 0 1 1 -1 1 -1 0 スターファイター 0 0 0 0 0 0 6 1 6 レンジャー 0 0 0 0 2 0 0 0 0 合計 0 1 1 4 4 2 10 0 6 ・・・:☆:・・・:☆:・・・:☆:・・・ レンレンジャーとは レンジャー。 レンジャー連邦という国の藩王、蝶子(ACE)のイグドラシルから派生する職業であり、 レンジャー連邦という国の国号を冠した職業であり、 「要点 = 5色,爆発,決めポーズ」「周辺環境 = 採掘場」という、甚だアレな職業である。 /*/ レンジャー連邦のレンジャー、と言うと、実は大きく分けて3つの意味を持っている。 その一つは防衛戦隊と呼ばれる特別国家公務員チームであり。一つは子ども向けヒーロー番組の名前であり。そしてもう一つは、子どもたちの夢と理想を体現すべく、技術の粋と熱い思いを凝集して実現したちょっとしたスーパー戦隊である。 これらはすべて、「レンレンジャー」と呼称されている。 防衛戦隊レンレンジャー(初代) レンレンジャーの初代とも言える組織。その実体は、犯罪や暴動の不殺鎮圧を目的とした秘密の国家公務員チーム。 不殺が目的であるために殺傷能力のある武器を携帯せず、それゆえの攻撃力の無さは数の多さで補っている。合言葉は「多勢に無勢」。 隊員は個人ナンバーのほかにカラーコードで識別されるが、先述のように多勢に無勢がモットーの組織であるため、英単語三つを組み合わせた色の名前というルールだけを頼りに、5色どころか何百色とカラーコードが存在する。 大規模ではあるが一応秘密の組織なので、国民には実在が怪しまれている、と言うかもう半ば都市伝説であるが、オリジナルレンレンジャーといえばマニアの間ではこれ。 実在の怪しさを逆手に取った創作小説やイラストが多く生み出され、それらが人気番組「無限爆愛レンレンジャー」の放送開始へとつながった。 /*/ 防衛戦隊レンレンジャー関連小説誕生! 第一話 第二話 第三話 ファン小説 無限爆愛レンレンジャー 防衛戦隊レンレンジャーの一部での人気を受けて放送が開始された、レンジャー連邦で人気のヒーロー番組。防衛戦隊の応援番組という側面も持っている。 こちらは防衛戦隊と違って純粋な5人組である。敵対する悪の組織があったりピカッと光って変身したり採掘場で爆発と共に登場して決めポーズを披露したり(以下略)といったお約束満載の展開で、子どもはもちろん一部の大人にも大人気! 防衛戦隊レンレンジャー(新生) 無限爆愛レンレンジャーが大ヒットしたことで、それまで一部マニアの間でのみ有名だった防衛戦隊レンレンジャーの噂も広く知られるようになり、結果として両者の情報は混同して伝え広まることとなった。 それを受け、防衛戦隊レンレンジャーに無限爆愛レンレンジャーの設定を逆輸入する形で、新たなレンレンジャーが誕生した。イグドラシルに刻まれる職業としてのレンジャーは、この生まれ変わった防衛戦隊のことを指す。 本来秘密組織である防衛戦隊、そして本来フィクションのヒーロー番組である無限爆愛を、新しく職業として生まれ変わらせた理由は、実にシンプルだ。 「防衛戦隊と無限爆愛がごっちゃになったまま、レンレンジャーはほんとにいる!って思ってる子どもをがっかりさせたくない。本物かっこ悪い、って言わせたくない。」 ただ、それだけである。 本物のヒーローが生まれる理由は、ただそれだけで、十分だ。 目次へ ・・・:☆:・・・:☆:・・・:☆:・・・ レンレンジャー基本性能 レンレンジャーは隊員の平時の安全のために彼らの正体は秘密であり、活動時には全身を覆う専用スーツと顔のほとんどが隠れるメットを着用する。 当初のスーツとメットはただ単に正体を隠すためのものであったが、新生防衛戦隊の装備は、子どもの夢を守るべく、ヒーローっぽい動きができるよう敏捷性と装甲を高めるための様々な工夫が施されている。メット内部には情報分析用のコンピュータが搭載されており、それを使ってスーツの動きを操作・調整することが可能である。それゆえ、新生レンレンジャーは高い操作能力と情報制御能力、そして何よりスーツの動きに耐えうる身体能力と体力のある者しかなることができない。 なお、レンジャー連邦には「未婚の者はへそを出す」という風習があるが、隊員の個人情報を保護するためにスーツの腹部は透ける素材を採用し、既婚・未婚に関わらず着用できるよう配慮されている。 また、偽者防止のため、スーツ他すべての武器防具の使用には隊員個々人のIDカードとパスワードが必須となっている。 目次へ ・・・:☆:・・・:☆:・・・:☆:・・・ レンレンジャー誕生の裏で~あるスターファイターの話 /*/ 「新作ゲームか」 バーガーを片手にニヤリとする僕。 早速大枚はたいて買い込んだ筐体を3Dモニターヴィジョンと接続する。 お定まりのライセンス表示やメーカーテロップの後、唐突に浮かんでくるのは眩しい光。カーテンを閉め切りの部屋に慣れた引きこもりの目には刺激が強すぎて、つい、目を細めてしまう。 『Boooommb!!』 擬音にするならこんな感じの爆発音が、続いて耳に飛び込んできた。 薄らと目を凝らすと、戦隊ものにお定まりの採掘場で、5人の戦士達が思い思いのポーズを決めながらそびえ立っているのがわかる。彼らの背後には、赤・桃・緑・黒・青の、5色の爆発がまるで天をつんざく衝撃の牙のように伸びている。おっと、実際空を突き破っているようだ。 「すごい演出だな」 僕は呟いた。 爆発は、いつの間にか5機の戦闘機へと姿を変えて漆黒の宇宙空間を編隊飛行している。なるほど、ゲーム開始前に放置しておいたら見れるプロモーション用ムービーだな。鮮やかなもんだ。 猫耳尻尾をつけた友軍パイロット達が乗るコクピットを、次々カメラがズームアップしていく。その中を、5機の戦闘機は華麗に飛び交い、それぞれが個性的な、キャラクター性を象徴しているんだなと一目でわかる挙動を示しながら敵機を撃墜している。 宇宙が黒く見えないほどの膨大な数の敵を抜けると、そこにはへんちくりんな(まるでレストラン?)宇宙要塞が彼らを待ち受けていた。まるで強敵を予感させるようなめらめらと燃える黒い炎、5人の戦士たちの顔が次々と浮かんでは消える。 最後に画面の奥から大きく迫り出してきた文字は、どうやらゲームのタイトルらしかった。 「無限爆愛、レンレンジャー、か」 面白い。 クリアしてやろうじゃないか、この馬鹿げたまでに古風そうな王道の物語を。 コントローラを握る僕の手が、アドレナリンでじわりと痺れた。 これだからゲームはやめられない。 目次へ
https://w.atwiki.jp/ty0k0/pages/148.html
始めに ~あるリポーターの述懐~ トンネルを抜けるとそこは雪国だった。 有名な小説のそんな一節にも似て、私の目の前には今、深い青の世界が広がっています。 敷設されたリンクゲートを抜け、海底トンネルに列車が飛び込んだ途端、一面の青が世界を包んでいたのです。 南洋のエメラルドグリーンとも違う、ディープ・ブルー。海面からくゆる光の重層的なきらめきが、私に新しい出会いを鮮烈に予感させているのでしょうか。 観光地として知られるレンジャー連邦の、母なる大洋に抱かれて、列車は駅へと滑り込みます。 レンジャー連邦駅(詳細設定) 駅施設 構内には、旅の疲れを労う飲食店や、こまごまとした雑貨を扱う売店、みやげ物屋などのほかにも、行き交う乗客の整理や警備に励む猫士さんたちの姿がありました。 正式な配属が決定したわけではありませんが、優秀な治安維持能力を持つ彼らの活動により、共和国とそこに住む私達への悪意の芽を摘むことが期待出来るでしょう。 駅ビル構造 エレベーターを使って地上に出ると、そこにはもうレンジャー連邦の暑い匂いが漂っています。真新しい案内板には、既に多くのテナントの名前が見られました。 目立つ特徴は、やはり真ん中にそびえるハート型のタワーでしょうか。 特にタワー部分の1F~4Fまでは中央が吹き抜けとなっており、左右を結ぶ連絡通路がハートの外周に沿ってつなげられています。 また、同じタワー部分のフロアでも、イベント用に作られた5F、6Fはそれぞれ天井が他のフロアの1.5倍に設計されてあり、空間を多彩に使うことが可能です。 テナントについて ホテルグループ『Rangers』を中心に、観光客向けのレンジャー連邦らしい店舗だけでなく、イベントホールのような、新しい文化的中心地ともなる施設を集めているようです。また、特産品を一手に集め続けるバザールは、国内の客足も集めることでしょう。 (刺繍入りの布、それを使用したバッグ/連邦名物愛のおたすけグッズ、恋のお守り、占いコーナーのタロットカード/オレンジ!ビール、ピンク色の岩塩(ローズソルト)) 幹線道路『ニャーロード』からの利用客のために、バスターミナルや駐車場も敷設、また、近隣にはより連邦色の濃い、慣れた人向けの繁華街が建つ都市計画が進められているとの話です。 おっと、表には大勢の人が集まっています。お祭り好きの猫らしく、記念式典に駆けつけた人たちのようです。これからスピーチが始まる模様なので、私もそちらへ向かおうと思います。 共和国環状線・開通記念式典 オープニングセレモニー 「本日は誠に良き日となりました」 公募した中から抽選された、国民の代表がにこやかに語る。 バスターミナルとなっている駅ビルの正面玄関には、大勢の人たちが押しかけていた。だが、奇妙なことに、こうしたイベントにつきものの報道陣の姿がない。カメラ1つないのだ。 その不思議を考えることもなく、わくわくと次の言葉を待つ人々の前に、さっと手がかざされる。 「みなさん」 代表の浮かべるにこやかさが、耐え切れないまでになり、この瞬間を待っていたのだとばかり、とうとう歯を剥いて笑いながら、その手が何かの合図をするように、勢い良く振り下ろされる。 「それではゲーム開始ぃ!!」 【レンジャー連邦駅落成記念・お宝争奪ゲーム!】 そんな垂れ幕が、ビルの上から一斉に広がった。 サプライズコーナー イントロダクション 駅ビル内では一斉に、あちこちで密かに待機していたカメラマンが動き出していた。抽選で選ばれた代表以外、一般客には誰も事前に知らされていなかったのだろう、一躍早いもの勝ちの争奪戦ゲームのスタート会場と化し、騒然となっているバスターミナルにも、しかし一体どこに潜んでいたのやら、カメラが何台も出現している。リポーターも威勢良く 参加費は10にゃんにゃん、ワンコインならぬお札一枚で様々な商品がゲット出来るチャンスとあって、元がお祭り好きの猫のことだから、有料にも関わらず、結構な人数が参加している。 ゲーム内容はいたって簡単、四つのフロアを巡って隠されたカードをなるべく早くゲットすること。 ゲーム自体の難易度はそう高くないらしいが、なにぶん初めて入る建物のことである。エレベーターやエスカレーターの乗り入れやら、どこがどうなっているのかわからない。どうやら建物の構造や、入っているお店の特徴を、さっそく体で覚えてもらおう、なじんでもらおうという企画のようだ。 わあきゃあと、大真面目でみんな駆けずり回るその姿は、心なしか弾んでいるようにも見えた。 フロア紹介イベント ホテルフロア会場:2Fホテル・大ホール ホテルと提携している店舗『愛の殿堂』のエステティシャンたちの手になる、うれしはずかし西国式マッサージ風くすぐり迷路の魔の手をくぐりぬけると、参加者には『L』のカードが手渡されていた。気がつけば、顔が嘘のようにつやつやだ。体もすこぶる軽い。なるほど、これは悪くない。料理やマナー教室などもあるという話だから、まさに愛を勝ち取るための総合学習施設といった感じか。 テナントフロア会場:2Fレストラン街 出てきたものは山盛りのカキ氷。う、うまい!しかし、量が量だけになかなか厳しい。正式なメニューには提携先の有名店舗・『バタフライアイス』のアイスも自由にトッピング可能だとか。これよりさらにうまくなるというのか。頭痛と驚嘆に戦慄しながらもどうにか食べきると、底から出てきたのは『O』のカード。 イベントホールフロア一番手強かったのはここだろう。どうやらレストラン街以外のテナントが協力しているようで、扱っている様々な商品に関連した、レンジャー連邦の文化に関するクイズコーナーが設けられており、自国のことでも意外に知らなかったことなどに膝を打つ者達が続出した。どうにか合格点を挙げたものが手にしたのは、『V』のカードだった。 展望台フロア屋上展望台 景観の良さにしばし見とれる。遠い水平線の向こうで白い雲と海原が融け合っていた。が、手がかりらしいものはそちらにはない。内陸の方を見ると、すぐに最後のキーワードのありかはわかった。なんとも豪快な話だ。砂漠には、大きな大きな『E』の砂文字が記されていた。問題なのは、まだ景色を見ていたいと、足の奴がなかなか動いてくれないことだろう。まったくここは、気持ちのいい絶景だ。 エンディング ~始まりの終わる風景に~ レストラン街では、開店記念価格に設定された料理の数々が、なごやかなムードの中、お祭り気分でかきこまれている。残念ながら商品をゲット出来なかった参加者たちも、或いは見事にスピードクリアした成功者も、みな、ほくほく顔だ。 また、夜にはTVでイベントの一部始終が放送され、大いに参加者の家族や友人、恋人たちの話題のタネとなった。 こうしてレンジャー連邦の共和国環状線・駅ビルは、落成初日を無事に飾ったのであった。 製作Staff 施設原案・特産品イラスト:豊国 ミロ 海底トンネル・ホーム・カキ氷イラスト:むつき・萩野・ドラケン 猫士イラスト:矢神サク 構成・総文章:城華一郎 アイデア協力:砂浜ミサゴ
https://w.atwiki.jp/sararenja/pages/57.html
皿洗いレンジャー最新作登場。 皿洗いレンジャーカラフル。 2015年春予定 くわしい情報は2014年11月中旬公開予定です。
https://w.atwiki.jp/stickrangeratwiki/pages/57.html
棒レンジャー更新履歴 ここでは棒レンジャーの更新の記録について取り扱う。 データは公式の更新履歴と作者であるha55ii氏のブログ、でゅぶろぐを元にした。 また、ただの更新履歴では前述のページで事足りるので、編集者は情報をまとめてから掲載すべきである。 目次 +目次 棒レンジャー更新履歴目次 更新履歴ver 14.9 14/08/15 ver 14.8 // ver 14.7 // ver 14.6 // ver 14.5 // ver 14.4 // ver 14.3 // ver 14.2 // ver 14.1 // ver 14.0 // ver 13.9 // ver 13.8 // ver 13.7 // ver 13.6 // ver 13.5 // ver 13.4 // ver 13.3 // ver 13.2 // ver 13.1 // ver 13.0 // ver 12.9 // ver 12.8 // ver 12.7 // ver 12.6 // ver 12.5 // ver 12.4 // ver 12.3 // ver 12.2 // ver 12.1 // ver 12.0 // ver 11.9 // ver 11.8 // ver 11.7 // ver 11.6 // ver 11.5 // ver 11.4 // ver 11.3 // ver 11.2 // ver 11.1 // ver 11.0 // ver 10.9 // ver 10.8 // ver 10.7 // ver 10.6 // ver 10.5 // ver 10.4 // ver 10.3 // ver 10.2 // ver 10.1 // ver 10.0 // ver 9.9 // ver 9.8 // ver 9.7 // ver 9.6 // ver 9.5 // ver 9.4 // ver 9.3 // ver 9.2 // ver 9.1 // ver 9.0 // ver 8.9 // ver 8.8 // ver 8.7 // ver 8.6 // ver 8.5 // ver 8.4 // ver 8.3 // ver 8.2 // ver 8.1 // ver 8.0 // ver 7.9 // ver 7.8 // ver 7.7 // ver 7.6 // ver 7.5 // ver 7.4 // ver 7.3 // ver 7.2 // ver 7.1 // ver 7.0 // ver 6.9 // ver 6.8 // ver 6.7 // ver 6.6 // ver 6.5 // ver 6.4 // ver 6.3 // ver 6.2 // ver 6.1 // ver 6.0 // ver 5.9 // ver 5.8 // ver 5.7 // ver 5.6 // ver 5.5 // ver 5.4 // ver 5.3 // ver 5.2 // ver 5.1 // ver 5.0 // ver 4.9 // ver 4.8 // ver 4.7 // ver 4.6 // ver 4.5 // ver 4.4 // ver 4.3 // ver 4.2 // ver 4.1 // ver 4.0 // ver 3.9(BETA) // ver 3.8(BETA) // ver 3.7(BETA) // ver 3.6(BETA) // ver 3.5(BETA) // ver 3.4(BETA) // ver 3.3(BETA) // ver 3.2(BETA) // ver 3.1(BETA) // ver 3.0(BETA) // ver 2.9(BETA) // ver 2.8(BETA) // ver 2.7(BETA) // ver 2.6(BETA) // ver 2.5(BETA) // ver 2.4(BETA) // ver 2.3(BETA) // ver 2.2(BETA) // ver 2.1(BETA) // ver 2.0(BETA) // ver 1.9(BETA) // ver 1.8(BETA) // ver 1.7(BETA) // ver 1.6(BETA) // ver 1.5(BETA) // ver 1.4(BETA) // ver 1.3(BETA) // ver 1.2(BETA) 08/08/01 ver 1.1(ALPHA) 08/07/25 ver 1.0(ALPHA) 08/07/18 更新履歴 ver 14.9 14/08/15 ver 14.8 // ver 14.7 // ver 14.6 // ver 14.5 // ver 14.4 // ver 14.3 // ver 14.2 // ver 14.1 // ver 14.0 // ver 13.9 // ver 13.8 // ver 13.7 // ver 13.6 // ver 13.5 // ver 13.4 // ver 13.3 // ver 13.2 // ver 13.1 // ver 13.0 // ver 12.9 // ver 12.8 // ver 12.7 // ver 12.6 // ver 12.5 // ver 12.4 // ver 12.3 // ver 12.2 // ver 12.1 // ver 12.0 // ver 11.9 // ver 11.8 // ver 11.7 // ver 11.6 // ver 11.5 // ver 11.4 // ver 11.3 // ver 11.2 // ver 11.1 // ver 11.0 // ver 10.9 // ver 10.8 // ver 10.7 // ver 10.6 // ver 10.5 // ver 10.4 // ver 10.3 // ver 10.2 // ver 10.1 // ver 10.0 // ver 9.9 // ver 9.8 // ver 9.7 // ver 9.6 // ver 9.5 // ver 9.4 // ver 9.3 // ver 9.2 // ver 9.1 // ver 9.0 // ver 8.9 // ver 8.8 // ver 8.7 // ver 8.6 // ver 8.5 // ver 8.4 // ver 8.3 // ver 8.2 // ver 8.1 // ver 8.0 // ver 7.9 // ver 7.8 // ver 7.7 // ver 7.6 // ver 7.5 // ver 7.4 // ver 7.3 // ver 7.2 // ver 7.1 // ver 7.0 // ver 6.9 // ver 6.8 // ver 6.7 // ver 6.6 // ver 6.5 // ver 6.4 // ver 6.3 // ver 6.2 // ver 6.1 // ver 6.0 // ver 5.9 // ver 5.8 // ver 5.7 // ver 5.6 // ver 5.5 // ver 5.4 // ver 5.3 // ver 5.2 // ver 5.1 // ver 5.0 // ver 4.9 // ver 4.8 // ver 4.7 // ver 4.6 // ver 4.5 // ver 4.4 // ver 4.3 // ver 4.2 // ver 4.1 // ver 4.0 // ver 3.9(BETA) // ver 3.8(BETA) // ver 3.7(BETA) // ver 3.6(BETA) // ver 3.5(BETA) // ver 3.4(BETA) // ver 3.3(BETA) // ver 3.2(BETA) // ver 3.1(BETA) // ver 3.0(BETA) // ver 2.9(BETA) // ver 2.8(BETA) // ver 2.7(BETA) // ver 2.6(BETA) // ver 2.5(BETA) // ver 2.4(BETA) // ver 2.3(BETA) // ver 2.2(BETA) // ver 2.1(BETA) // ver 2.0(BETA) // ver 1.9(BETA) // ver 1.8(BETA) // ver 1.7(BETA) // ver 1.6(BETA) // ver 1.5(BETA) // ver 1.4(BETA) // ver 1.3(BETA) // ver 1.2(BETA) 08/08/01 ver 1.1(ALPHA) 08/07/25 ver 1.0(ALPHA) 08/07/18